Skip to content

温度計のセンサーや通信関連は用途によって選ぶ

ワイヤレスの温度計を利用すれば、計測したい場所に子機を置くことで、離れた場所から対象地点の温湿度を見ることができます。

中継局があればより遠くからでも観測が可能です。温湿度センサー内蔵の子機を通信関連技術を使って複数接続すれば、同時に別々の地点の温湿度を測定できるので便利です。ワイヤレスの場合、使用周波数帯などの制限により一定の特性や通信関連上の障害が起こり得るため、事前の確認が不可欠です。また計測したい対象物や地点によって最適な温度センサーがあることも認識しておきましょう。

たとえば放射温度計は、接触することなく測定できることが特徴なため離れた場所からの測定に適しており、対象が高温で近づけないときなどに有効です。工業用で精度の高いセンサーには測温抵抗体が用いられ、金属の電気抵抗を利用して温度を測ります。これら以外にも目的に応じた温度計があります。

ワイヤレスによる温湿度計のメリットは、子機による測定を親機で一括管理できる点です。最高温度や最低温度を予め設定して、その設定温度を上回ったり又は下回った場合の対応がスムーズですし、逐次現場の状況を確認できるのも良い点です。パソコンなどにデータを取り込みたいときには、一定期間のデータを収集しグラフ化して表示する温度計もあります。こうした他の通信関連デバイスとの連携がスムーズな商品は使い勝手がよく、あらためて情報を整理し直す手間が不要です。便利な温湿度計が色々ありますから、目的用途と勘案して選びましょう。

Be First to Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *