温度計はセンサーの仕様に注意

普段生活している中で温度と言えば、気温や室温、体温などがあります。

これらの測定は10分の1の精度であれば十分です。また、体温を測定する温度計であれば30度から45度ぐらいまでの範囲をカバーしていれば十分と言えます。気温や室温では氷点下の場合もあるので、その範囲は広くなります。このように測定する対象によって範囲や精度は違っています。そこで注意が必要なのがセンサーの仕様です。基本的に接触タイプの温度計には異種金属の組み合わせによって作られた熱電対が使われています。

その種類や構造によって精度も範囲も異なります。測定したいものがどの程度の仕様を満たしている必要があるのか、事前に確認しておかないとセンサーを決めることができません。温度計自体は表示の細かさや測定間隔などが仕様として注意すべき点となります。高速で製造されるようなものを測定するのに毎分しか働かないようなものでは意味がありません。細かい間隔で測定できるものほど高価になっていきます。

センサーも使用する場所に応じて耐水性や高温適用可能なものなど注意すべき点はありますが、温度の範囲や精度についても注意しておかなければいけません。気にしなければならない温度条件が0.01度まで必要であれば、それ以上に走狗亭可能なセンサーでなければ使うことができません。測定の精度が上がると範囲が狭くなる傾向にあるので、必要な温度帯をしっかりと確認しておきましょう。